企業様へ 【群馬県】産業医選任事情|群馬県の産業医選任は求人ジャーナルにお任せください

 

―― 地域の特長

群馬県は関東北部に位置する県で首都圏からも比較的アクセスが良い立地で北関東自動車道の全線開通や圏央道の延伸、さらには北陸新幹線が金沢まで延伸されるなど高速道路や新幹線の整備が進んだ交通網により、首都圏、北信越地方、中京圏をつなぐ物流拠点としての位置づけが強く、多くの物流企業や運送業者が活躍しています。
群馬県内には自動車メーカーや部品メーカー、半導体メーカーなど、多数の製造業が存在しており、これらの企業との取引を行う運送業者も多数あります。また自然豊かな地域であることから、農林業や漁業などの産業に関連した輸送業務も発生し、さらに高齢化社会における介護や医療に関するサービスの需要が高まる中、運送業者は在宅医療や訪問看護などの支援にも関わっています。

群馬県の産業では自動車産業や高度情報産業、観光業など多様な産業が発展しています。自然豊かな景勝地などが多くあり、谷川岳や赤城山、草津白根山などの山々や、温泉地が多くあります。代表的な温泉地草津温泉は群馬県を代表する温泉地であり、日本有数の温泉地のひとつです。温泉街には、様々な種類の温泉があり、また草津白根山や湯畑など、自然景観も豊かで、多くの観光客が訪れています。
自動車メーカーや部品メーカーなど、自動車産業に関連する企業が多数存在しています。太田市は(株)スバル(旧:富士重工業)のお膝元(企業城下町)であり、北関東随一の工業都市であり、エリア全体でも製造業や物流業が盛んです。

 

―― 群馬県の産業医数と事業場数

2020年5月に日本医師会より公表された産業医活動における実態調査分析の結果 によると、群馬県の日医産業医有効人数は1,040名となっています。 有効人数の男女比は、男性844名で全体の81.2%。女性196名で全体の18.8%です。
また、実際に産業医として活動しているかどうかの回答については、活動中との回答が578名で全体の55.6%となりました。 群馬県では、従業員数50名以上の事業所数が2,617社となっていますので、産業医1名あたりが担当する事業場数割合は4.5社/人となります。

群馬県の産業医の状況について全国の他都道府県と比較すると、産業医の稼働率は全国11位、産業医1名あたりの担当事業場の割合は全国で24番目に高いという結果となっています。
群馬県の産業医を年代別で見てみると、20代の産業医は0名、30代の産業医は0名、40代の産業医は64名、50代の産業医は170名、60代の産業医は196名、70代の産業医は109名、80代の産業医は37名、90代以上の産業医は2名です。
群馬県では60代の産業医が最も多く活動している状況です。

 

―― 産業医サポート 群馬県での対応状況

弊社が本社を構える群馬県では35年以上の営業実績もあり、産業医の先生方にもサービスへのご興味をお持ちいただくことが多いエリアとなっています。上記医師会の分析結果との大きな相違点としては、登録医の年齢層の違いが挙げられます。現在、群馬県内で登録をいただいている産業医は約20名程度となりますが、30代・40代の先生が中心の登録状況となっています。

医師会調査結果との違いが生じている理由としては、医師会は主に開業医の先生方が在籍されていらっしゃる組織となりますが、弊社では主に勤務医の先生方にご登録をいただいているという特徴があります。また若くして産業医としてのキャリア構築を希望されており、「産業医としての仕事を増やしたい」と意欲をお持ちの先生方に登録をいただけている状況があります。最近の法改正や社会情勢、企業でのメンタルヘルス対策の重要性などをしっかりとご認識いただいており、自身の専門科目によらずに企業でのメンタルヘルス対策へのアドバイスも対応可能な産業医のご紹介が可能となっています。群馬県では女性の産業医も複数名の登録をいただいており、女性の従業員の方が多く勤務される事業場からのご紹介リクエストへも対応しています。

 

群馬県内の企業様から産業医サポートへのご相談をいただく内容として、次のような問い合わせが多くなっています。

■ 初めての産業医対応、安全衛生委員会の開催となる為、取り組み方法がわからない

従業員数50名のラインを初めて超過しての産業医選任では、まず「どこで産業医を探せばいいのかわからない」という事から事業場の人事総務担当者のお悩みが生じることが多くなっています。また産業医を選任した後も、事業場での法令上必要な対応や、産業医の活用方法についての情報を得ることが出来ずに、対応が漏れてしまったり、対応に苦労するケースも少なくありません。
これまで事業場で産業医を選任してはいたものの、「一度も事業場に訪問してもらったことが無い」「産業医の顔も知らない」等といった実態の無い産業医の運用(いわゆる「産業医の名義貸し」)となってしまっているケースも群馬県内ではしばしばご相談をいただきます。群馬県内で産業医を確保することが難しい状況が影響しているものと感じていますが、企業としては産業医名義貸しの状況では法令違反になってしまうという点を改めて認識する必要があります。たとえ産業医の都合で名義貸しの状況となってしまっていたとしても、産業医選任義務などを定めた労働安全衛生法は企業の責任を定めた法律となるため、法令違反の責任を問われるの企業となります。

弊社サービスでは産業医候補のご紹介は勿論、ご紹介後も運用マニュアルや利用書式一式のご提供や、産業医の初回訪問同行などをはじめ継続した運用サポートを実施しています。法令遵守の体制構築は勿論、産業医を法律だから仕方なく選任するものではなく、事業場での従業員の健康管理や職場環境改善のための専門家として活用いただく運用づくりをお手伝いさせていただいています。

 

■ 産業医が高齢のため、引退される可能性がある

高齢の産業医が多く活動されていることも上記医師会調査結果から群馬県の特徴として捉えることが出来ます。産業医の先生方も年齢を重ねればお仕事のボリュームを制限する必要が生じることがあります。産業医業務は衛生委員会への参加や従業員面談、そして職場巡視と、産業医自身の体力を必要とする業務でもあります。「現在の産業医が引退することになり、急遽後任を探す必要が生じた」といったご相談も、群馬県内の事業場から多く寄せられる状況がとなっています。

また、産業医の活用が出来ないというご相談の中で「従業員と産業医との面談設定が進まない」との人事総務担当者の声を聴くことがあります。ひとつの理由として、事業場によっては従業員の平均年齢が20代や30代という状況があり、高齢の産業医と従業員がうまくコミュニケーションを取ることが出来ないというご相談をいただくことがあります。

基本的に産業医面談は従業員の勤務時間内で実施されるため、従業員としては自身の仕事を中断して対応することになります。その面談で「一方的に話をされて終了した」「なんの意味があるのかわからない時間だった」などの印象を持てば、産業医面談に出向くことを億劫に感じてしまうものです。そういった状況を避けるために重要なポイントは産業医が従業員としっかりとコミュニケーションをとることです。産業医がしっかりと従業員の話を傾聴する姿勢を示すことは勿論、産業医と従業員の年齢が近かったり、同性であること等で従業員が話をしやすい状況をつくることが出来たケースもあります。

産業医と従業員のコミュニケーションも重要ですが、産業医と企業・人事総務担当者のコミュニケーションも重要なポイントとなります。自社が取り組みたい施策や事業場の状況について、しっかりと把握とアドバイスをくれる産業医を確保することが、何より事業場での取り組みをすすめる原動力となります。

 

業種別 産業医選任のポイント


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