企業様へ 【千葉県】産業医選任事情|千葉県の産業医選任は求人ジャーナルにお任せください

 

―― 地域の特長

千葉県は関東地方の南東部に位置する県で、四方を海と川に囲まれ、水と緑の豊かな自然に恵まれた場所です。南東は太平洋に面し、西は東京湾に臨みます。また、北西は東京都と埼玉県、北は茨城県に隣接しています。千葉駅を中心として、様々な商業施設や幕張メッセを代表とした新都心地域が千葉県の核となっています。

千葉県はアクセスが良く、物流に強いという特徴もあります。臨海部(船橋~木更津)は交通網の整備により様々な物流拠点がひしめく地域です。外房・南房総にはリゾート地が多く、アクアラインの整備で県外からの流入も多くあります。 成田周辺地区には「成田国際空港」があり、世界の玄関口として物流関連で一躍を担っています。鉄道・空港・2017年に開通した圏央道などの高速道路、様々な交通網の整備が整っています。東葛地区は「常磐線・つくばエクスプレス・東武アーバンパークライン・新京成電鉄」などの路線で、首都圏からのアクセスも充実しています。そしてなんといっても、浦安市には超有名テーマパークがあります。

千葉県でもっとも企業数が多い市町村は、県庁所在地である千葉市です。千葉市の業種は、不動産や建築関係が多い点が特徴です。千葉を支えるもうひとつの産業は、「サービス業」(商業)です。その中心は、千葉市、船橋市、松戸市、市川市、柏市の5市。いずれも県北西部に位置し、都内へのアクセスが良いことから、住宅地として人気が高いという共通点があります。駅周辺には大きな百貨店や商店街、郊外にはショッピングモールも多数あります。また、千葉市同様、オフィスワークも多いエリアです。
北総地区には成田国際空港がある為、物流・空港内サービス業が多いのが特徴です。外房・南房総エリアに行くと、水産業、リゾート関連の業種も多く見られます。千葉県は都会と田舎が入り混じった多様性に富んだ県と言っても良いでしょう。

 

―― 千葉県の産業医数と事業場数

2020年5月に日本医師会より公表された産業医活動における実態調査分析の結果 によると、千葉県の日医産業医有効人数は2,080名となっています。 有効人数の男女比は、男性1,620名で全体の77.9%。女性460名で全体の22.1%です。
また、実際に産業医として活動しているかどうかの回答については、活動中との回答が925名で全体の44.5%となりました。 千葉県では、従業員数50名以上の事業所数が6,213社となっていますので、産業医1名あたりが担当する事業場数割合は6.7社/人となります。

千葉県の産業医の状況について全国の他都道府県と比較すると、産業医の稼働率は全国44位、産業医1名あたりの担当事業場の割合は全国で1番目に高いという結果となっています。
千葉県の産業医を年代別で見てみると、20代の産業医は0名、30代の産業医は11名、40代の産業医は147名、50代の産業医は367名、60代の産業医は210名、70代の産業医は135名、80代の産業医は47名、90代以上の産業医は8名です。
千葉県では50代の産業医が最も多く活動している状況です。

 

―― 産業医サポート 千葉県での対応状況

弊社では現在、千葉県内で千葉市、松戸市、成田市の3か所に営業所を設けています。そのため産業医サポートにおいても、東京寄りの県西部から、東京湾沿岸部、成田市以東の太平洋側まで、登録産業医の確保と企業様への産業医紹介を行っています。千葉県内ではオフィスワークの事業場から、運送業や製造業といった業種の産業医契約が多くなっています。千葉県内で現在約60名の産業医に登録をいただいておりますが、県西部では千葉県内にお住いの医師のほか、東京都内にお住いの医師に産業医訪問をいただくケースも多くなっています。県西部から千葉市内にかけては特に多くの産業医にご登録をいただいており、企業様からのご要望に応じて産業医経験の豊富な先生や、メンタルヘルス対策を専門にした産業医のご紹介リクエストなどにも対応しています。千葉市以東は企業様が産業医確保に苦労されるお話をよく伺うエリアとなっていますが、弊社では各地域の登録医を確保し産業医導入をお手伝いさせていただいています。太平洋側エリアにおいては、茨城県の工業地域で豊富な産業医経験をお持ちの先生方からも協力をいただき、県を跨いでの産業医訪問をいただいているケースもございます。

 

千葉県内の企業様から産業医サポートへのご相談をいただく内容として、次のような問い合わせが多くなっています。

■事業場を訪問してくれる産業医がみつからない

都市部を離れた郊外エリアでは、企業様が産業医の確保に苦労されることも多いのが千葉県の特徴となっています。従業員数50名を超えた事業場で産業医が見つからずに未選任のままでは、労働基準監督署からも監査を受け、労働安全衛生法の罰金刑の対象にもなってしまいます。そのため、まずは選任届を出すために遠方にお住まいでも自社の産業医を担当してくれる医師と契約するケースが見受けられます。この場合、産業医が実際に選任された事業場を訪問することは難しいケースも多く、そうなると法令で求められた産業医の職場巡視が行えていない状況が発生してしまいます。法令違反の状況であることから企業が経営リスクを抱えてしまうことになるのは勿論のこと、運送業や製造業も多く所在する千葉県では事業場での安全面の管理が重要視されることも多く、産業医が実際の現地状況を把握しないままでは企業の求める産業医の役割を十分に確保することが難しい状況となってしまいます。職場巡視には産業医による事業場内の危険個所の確認・安全面の指導のためという目的のほか、事業場の従業員がどのように働いているのかを産業医が把握するために実施するという目的があります。(労働基準監督署の監督官の回答より)安全管理の必要が比較的少ないオフィスワークの事業場などにおいても産業医の事業場への訪問は必要であり、産業医が事業場の状況を把握することで健康情報をもとにした就業判定やメンタルヘルスの対策についてのアドバイスを行う際の適切な判断につなげることができます。

 

■危険物や有機溶剤の管理について産業医からアドバイスをもらいたい

千葉県では東京湾沿岸部を中心に石油コンビナートや製造工場が数多く所在しています。そのため、事業場で取り扱う化学物質や専用機械などについての管理も、企業が従業員の安全に働ける職場を確保するために重要な取り組みとなります。そういった業種・事業場では、危険物などについて産業医からの専門知識によるアドバイスを求められることも多くなっています。弊社では千葉県内にて産業医科大学ご出身の産業医や、同業種等での対応経験をお持ちの産業医のご紹介にも対応しております。また、同業種でのご経験が無い・浅い産業医候補の場合でも、弊社登録医の特徴として30~40代のこれから産業医としてのキャリアを広げたい(産業医を医師キャリアの中心にしたい)というご希望をお持ちの先生が多いため、産業医として選任された各企業様で必要な産業医対応について自ら知識習得をいただき対応くださるなど、柔軟な対応をいただける産業医のご紹介も対応させていただいております。産業医に求められる知識やスキルについては、事業場の事業内容ごとに異なります。しっかりと企業様の要望や事業場の状況を事前確認した上で、ご紹介する産業医が業務開始が出来るよう導入のサポートも行わさせていただいております。

 

業種別 産業医選任のポイント


 


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