2025年10月29日

労働安全衛生法

第一種衛生管理者試験を受けることになりました!衛生管理者取得物語(準備編)

皆さん初めまして、株式会社求人ジャーナル 産業医サポート担当のオオタハラと申します。

当社に入社以来、私はこれまで求人広告の営業担当者として企業と求職者をつなぎ「人と人との懸け橋を創る」お手伝いを担当してきました。

やりがいもあり、日々数字や成果と向き合う生活を送っていましたが、

今回、一念発起の異動希望を出し、産業医サポートチームに加わることになりました!

 

これからは全国での産業医の紹介を通して、企業で働く皆さんが健康に元気に働けるようお手伝いをしていきます。

新しい環境で「心機一転、頑張っていこう!」と考えていたところ、新たな上司より

「まずは、第一種衛生管理者の資格を取得してください。」

との指示が・・・

 

なんと、第一種衛生管理者試験を受けることになったのです!

 

こうして、人生初の第一種衛生管理者試験チャレンジがスタートしました。

こちらのコラムでは、私が資格を取得するまでのリアルな体験をお伝えしていきたいと思います。

今回は準備編として、受験を決めてから勉強に至るまでに考えたことや流れをまとめてみました。

 

1.衛生管理者とは?

まず、「衛生管理者」という資格について何も知らなかったため、どんな資格なのか調べました。

衛生管理者とは従業員数50名以上の事業場で、労働基準監督署への選任報告が必要となる資格者です。

各事業場での「労働者の健康障害を防止するため、職場の衛生全般を管理する役割」となるため、

専門的な知識の習得が必要です。

しっかりと知識を習得し、試験に合格することで取得できる国家資格となります。

【参照】

厚生労働省「衛生管理者について教えてください」

 

国家資格と聞いて「取得は難しそうだな」と思いましたが、

調べてみると年度によって違いはあるものの、「第一種」の合格率は約40~50%とのこと。

比較的やさしい部類との情報に、少し安心したことを覚えています。

また、「第一種」であれば製造業や建設業など有害業務を含むすべての業務に対応できるそうです。

【参照】

公益財団法人安全衛生技術試験協会「労働安全衛生法・作業環境測定法に基づく試験」

 

2.受験概要について

次に、受験概要について調べてみました。

試験は全国9カ所の安全衛生技術センター(特設会場を含む)で開催されています。

会場によっては1ヶ月に複数回試験日があり、受験しやすいと感じました。

申請方法はオンライン申請と書面申請があり、少々違いがありますが必要な書類がいくつかあります。

 

・受験申請書(願書/書面申請のみ)

・卒業証明書/卒業証書のコピー

・事業者証明書

・証明写真1枚

・本人確認書類のコピー

・試験手数料8,800円(税込)

 

事業者証明書は自分で作成できないため、企業の担当部署(総務部など)に依頼し、余裕をもって準備することをおすすめします。

 

もし希望試験日まで時間がない場合はオンライン申請のがほう手続きが早く進みます。

一方で、パソコンやスマートフォンでのスキャン・画像編集が苦手な方は、書面申請のほうが安心でしょう。

申請方法は人それぞれですので、自分に合った方法を選びましょう。

ちなみに、私はオンラインで申請を行いました!

 

詳しくは、公益財団法人安全衛生技術試験協会の第一種・第二種衛生管理者のご紹介ページから、

ご覧いただけますので時間があるときにチェックしてみてください。

 

 

産業医サポートチームの仕事をしていると、

顧客ご担当者様から、産業医選任の相談と併せ、衛生管理者資格取得についての話題があがることも非常に多いです。

これから試験準備を進めていくというご担当者様も多いので、

そんな皆さんの後押しにもなれるよう、試験合格に向けて準備を進めていきたいと思います。


次回は、実際の試験概要や勉強方法についてお話させていただきます!

 

つづく